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#6 第2段階突入!シミュレーターから 大学生がバイク免許取得に挑戦【MT普通二輪】

第1段階みきわめを無事通過し、晴れて第2段階に突入。卒業が見えてきた。

1限目

まずはシミュレーターから。

実際の道路や交通状況を見ながら適切に運転できるかの練習となる。

今回ポイントとなったのは、標識などの読み取り、右折時の注意、緊急車両の通過、横断歩道の歩行者優先、そして路側帯の幅と駐停車についてだ。

標識の読み取りは自動車と変わらず、常にさまざまな情報を読み取り、それに応じて運転する。

右折時の注意は、いわゆる危険予測的なもので、直進車がパッシングで譲ってくれても、その横からすり抜けてきた危険なバイクがいるというもの。

そもそもすり抜けないことが大前提であるが、未だに危険運転をするライダーは多いため、自分で危険を回避する必要がある。

指導員は、譲ってもらっても焦らず、一度覗き込んで確認してからでよいと言う。

緊急車両は、基本的にはサイレンが聞こえるはずだが、仮に聴こえなかったことを想定してなのか、今回のシミュレーションではサイレンは聞こえないようになっていた。このとき、緊急車両が見えてすぐにブレーキをかけ、妨害せずに止まれたが、ミラーで後ろの様子も把握しておかないと追突される可能性があるといわれた。

たしかにミラー確認まではできていなかったので、大変だと感じる。

横断歩道の歩行者優先も車と変わらず、信号のない横断歩道に歩行者がいたら車両は譲ることになっている。実際には止まってくれる人は少ないように感じるが、指導員曰く東京ではこの取り締まりが強化されているという。

先に大阪で強化してほしいところだ。というか全体的にもっと厳しめに取り締まってほしいものだ。

路側帯の幅については、自動車の際にも0.75mという数字が出てきたのを覚えている。もちろん、そのルールは共通なので再度確認することになった。

話題は最近増えている青色の自転車通行帯になった。ここは道交法を知らない無法地帯の自転車運転者でもわかるように、色付けして示しているものだという。小学校の近くの路側帯が緑色に塗られて、小学生に歩くべき場所を示しているのと変わらないらしい。

車両は自転車通行帯を走行することはできない(路側帯が引かれている)が、左折時や駐停車時の幅寄せのために入ることはできる、ということも確認した。

2限目

この時間は実車教習となった。

といっても、基本的なことはほぼやったので前回のみきわめで走ったコースを中心におさらいしつつ、卒業検定のために踏切を追加して卒業検定コースをひたすら練習した。

ちなみに第2段階用のバイクがあるらしく、クラッチの遊びが変わっているらしいが正直よくわからなかった。卒検用のバイクもあり、今回は他の教習生とじゃんけんをした結果、恐れ多くも私が卒検用に乗ることになった。

乗ってみて驚いたのが、エンジンブレーキが前よりかからないのでアクセルを戻してもそれなりに速度が出ること、なんとなく車体が軽い気がすること。

つまり意外と乗りやすい。慣れてしまえばちょっと楽しくなってくる。

踏切は車と変わらず、一時停止、音確認、線路の左右確認、ギアチェンジせず通過...といった流れだ。

実際の線路や溝があるわけではないので、リアリティはない。

また、急制動も徐々にスピードアップし、今回は35km(前回は30km)で挑戦。とりあえずエンストせず、範囲内で止まれたのでよかった。

まだ慣れないのは、坂道発進。エンジン量は悪くないと思うが、半クラッチを今よりもっと開かないと動かないのだ。恐る恐るやっているので、時間がかかってスムーズではない。

とはいえ、それ以外はなんとかこなせているので、全般的には順調なのではないだろうか。

目指せ卒検一発合格!

(#7につづく)

  • この記事を書いた人

Mokkun

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